日本一走りやすいウルトラマラソンへようこそ!
みなさんおはようございます。
またもや日本列島は真夏日の模様です。
せっかく涼しくなって絶好調とかほざいていましたが、暑くなってまたもやダウンです。
土曜日は新潟は35.5℃だったらしいですよ。
ウルトラでは35℃とかたまにありますが、そんなときはスピードが出ませんね。
スピード出したら倒れます。
さて、四万十川です。
何故四万十川ウルトラマラソンを攻略するかというと、簡単に攻略できるからです。
なにしろ四万十川ウルトラマラソンは日本一走りやすいウルトラマラソンなんですよ!
たぶん。
まずはこちらをご覧ください。
まず、スタートから10キロまで100m上ります。
そして10キロから15キロまで100m上ります。
さらに15キロから20キロまで400m上ります。
そこから下ります(←テキトー)
55キロから56キロまで100m上ります。
99キロ地点でも上りがあります。
さて問題です。
四万十川ウルトラマラソンが日本一走りやすい理由とは何でしょう?
あ、ちなみに走りやすいというのはタイムが出るとか、完走しやすいとかでは無いですよ。
ウルトラランナーの皆さんなら当然分かりましたよね!
そうです。
最大のポイントは…
20キロまでの上りなのです!
ん?
「20キロまで上りがあるのが走りやすいポイント」の意味が分からん。
またまた御冗談を!
ウルトラランナーの皆さん、よく大会の後半でいかにも速そうなランナーさんがトボトボ歩いているのをみたことがありませんか?
いやいや、上りではありません。平坦なところでもですよ。
そういうランナーは色々理由が考えられますが、走力はあるのにオーバーペースで走ってしまった可能性があります。
それで上りとどう関係があるのか?
それはですね、序盤に上りがあるとオーバーペースになりにくい!!!
という訳でございます。
いくらサロマ湖ウルトラマラソンが平坦とはいえ、張り切って序盤からオーバーペースで走ればその時点で終了です。
しかし四万十川ウルトラマラソンはまず、その可能性が非常に少ない。
だって皆さん上りをバリバリ速いペースで走れますか?
走らないですよね。
多くのウルトラランナーは四万十川ウルトラマラソンの序盤をヨタヨタ走るのです。
自然にセーブして走れる訳なんですよね。
もはや、四万十で失敗なし!
と言いたいところですが、実は罠があります。
20キロ過ぎの峠を越えたら10キロ程下りです。
ここで結構の数のランナーが上りのメリットを帳消しにしてしまうのです。
そう、「暴走」です。
スタートからずっと上りという窮屈な思いをしていたのがやっと解放されます。
しかも下りです。
スイスイ脚が動きます。
遅れていたペースも取り戻せます。
しかし…
スイスイ脚が動くからといって、スイスイ進む必要はありません。
何故なら、残りはまだ80キロもありますし、そもそもウルトラマラソンというのは先の先を見据えて走るものだからです。
ここで飛ばしてしまうと40キロ手前で早速「あるきング」になってしまします。
むしろ下りで飛ばせる分だけ他のウルトラより悲惨な光景な気がします。
ウルトラマラソンってまずスタートからの入りが難しい。
四万十川ウルトラはそこがせっかく簡単なのに、下りで全部パーにしてしまう。
私は下りを超慎重に走ります。
平地とあんまり変わらないくらいのペースで(笑)
20キロ過ぎの峠の頂上に順位を教えてくれるおっちゃんがいたのですが
私、2015年は80位くらい、参加人数が増えた2016年は100位を超えていました。
最終的にはどちらの年も30位台だったのですが。
この下りさえ無事に過ぎてしまえば、残りで大した注意点はありません。
沈下橋を往復して
「超気持ちいい!」
とか思ってたら直後に上り坂とか
99キロの標識が見えて
「あと1キロだぜ~」
とか思ってたら直後に上り坂とか
所詮そんなところです。
ここは頑張って上って、それから下るだけです(笑)
この大会はエイドも4キロ毎にありますし、距離表示も1キロ毎。
コース案内もしっかりしています。
しかも序盤はほぼ木陰のコースで暑くないです。
ただ中間地点(60キロ)過ぎからはやけに陽が当たるので晴れるとキツイですね。
スタートが5時半でなくて5時だともっと良かったですね~
「テキトーに上って、ゆっくり下れ」
四万十川ウルトラマラソンはこれだけでOK!
完走できなかったらどうしてくれる?
ですと!?
知りません(笑)