なまけものウルトラランナーの冒険

練習嫌いなランナーが100キロウルトラマラソンサブ10、サブ9を達成!調子に乗ってサブ8を目指します!

2012美ヶ原トレイルラン&ウォークinながわ未完走記 ~なまけものトレイルランナー誕生秘話~

time 2018/09/12

みなさんおはようございます。
こんな文章を読む皆様ならマラソンはされていると思います。
ではトレイルランニングはどうでしょう?
知ってる方は多いでしょうが実際に大会に参加した方はどれぐらいなんでしょうかね?

一般的に舗装路上で行われるマラソンよりも危険…
というか注意点が多い競技だと思います。
細心の注意を払って参加したいものです。

マラソンより敷居が高そうというイメージもありますね。
累積標高が高いとどのくらいでゴールできるのか想像がつきません(私は)。

これはある初心者がトレイルランニングに八つ裂きにされた物語…

2012年6月。
私は得意の絶頂にいました。

例のアレです。
隠岐の島ウルトラマラソン!

多くの人間が不可能と考えたウルトラマラソンの50キロを見事(自分で言うな)完走。
結局自分の見る目が一番正しく、無責任な赤の他人の目がいかに節穴かを証明してみせたのです!

で、一応ウルトラマラソンに参加することは周りの人間に言っていたのですが…
結果報告を行ったところ、なんと賞賛の嵐でした!

今は「既に100キロ走れる」ことをみんな知っているため。
「ああまたか」「それがどうした」「うぜーよ」
という反応ですし、私もマラソンの話題をランナー以外に決してしないのですが、この頃は違った。

凡人代表の私が、マラソンに行くそぶりも全く見せないのに、いきなり行って完走して帰ってきた。
それはマラソンをしない人にとっては「凄いこと」のようだったのです。

もうマラソンは2度としないと思っていたのですが…
調子に乗った私は2回目の参加をすることに!

できるだけ早く出たい。
良い大会はないか?
良い大会というのは距離の長い大会です。
今10キロや5キロを完走しても、もはや誰も凄いとは言ってくれません。

しかし季節は夏に突入するところ。
皆さんご存じのとおり暑い時期にはウルトラマラソンはほぼありません。

そのときランネットで見つけた距離が長めの大会…
8月25日に行われる美ヶ原トレイルラン&ウォークinながわ! 速攻で決定しました。
まず35キロという距離!
50キロを軽々(?)完走した私にとっては楽勝以外の何物でもない。でも世間は35キロ走った人を凄いと思うでしょう。
こういうのが大変というのは、「フルマラソンを完走するのは大変」という人と同じです。
人間やって見なければわからないことがある。
実は「ウルトラマラソンを完走するのは楽勝」なのである!

それを身をもって知っている私に躊躇いはありません。
トレイルランニング?
意味など知らん!
山を35キロ走るだけでしょ。
しかも今度は走る練習をするぞ。
盤石の態勢で臨むことにします。

しかしこのときのずっきーは自信慢心の違いすら分かっていなかったのであった…

そこからは練習の日々。
後になまけものの代表と陰口をたたかれるランナーとは思えない程の練習ぶり。
頻度で言えば3日に1回くらい!。10キロも。

ペースは分かりません。
その頃の私は時計を付けて走るとかいう発想も、速いペースで走るという発想もありませんでした。
しかし努力はしたのです。

そしていよいよ迎えた8月25日。
長野県に降り立ちます!
そう言えばトレイルシューズという言葉も知りませんでしたので、隠岐の島ウルトラマラソンで使ったランニングシューズで参加します。
熊鈴は携帯必須だったので購入しました。
シャンシャンうるさい。

このころは現在とはだいぶコースも違っていましたね。
今は90キロ、80キロ、45キロ、14キロの4種目でスタートもゴールもスキー場のブランシュたかやまでしたが、6年前は70キロと35キロのみ。
70キロはブランシュたかやまから北西へ反時計周りに(たしか)1周、35キロは同じく半周でゴールは和田支所。
35キロを選び70キロに参加しないところはチキンですが、さすがに自分の実力で70キロを選ぶほど馬鹿ではなかったようです。

いよいよスタートですが…

いきなりスキー場を逆走!
しかも背中のトレランリュックというのが重い。
走りにくい!

ヒーヒー言いながら一生懸命走るが既に虫の息。
後にランナーもあまりいません。
この時点で完走は危ういのでは?
と気づきます。

しかしとりあえず走る、いや歩くしかない。
それにしても進まない…
5キロの表示が全く出てこない。

これはキツイ。
ロードと全く条件が違うのね…

1時間もしないうち、ある上り坂で倒れている人を発見。
そこに群がるランナー達…
「大丈夫ですか!」
「はい…」
「うーん、熱中症だな…」
とか話をしています。

とりあえず、頼もしいランナーさんが本部に連絡して対応してくださるとのことで、
他のランナーは先へ進むことに。

しかし、もしも自分が倒れたらね…
隠岐の島ウルトラマラソンなら救急車がすぐ来れるだろうけど。
こんな山の中で倒れたらどうなるの?
ちょっと怖すぎます。

ホント、トレイルは無茶できんな。

進んで進んでいきますが。
進んでません(なんやねん)。

ホントに進まない…
1キロ進むのにどれだけ掛かってるのか…

景色は良いけどそれ以外は絶望的です。
尾根を走っていると遠くが見えて、坂をカラフルな帽子が上って行くのが分かります。

あそこまで行くのが絶望的…
あそこから上るのが絶望的…
あとどれくらい走るか分からないのが絶望的…

隠岐の島ウルトラと違って応援の人、当たり前ですが全くいません。
脚が動きません。
座り込んで休憩します。

しかし座っていても終わりません。
頑張ってヨタヨタ歩きます。

隠岐の島のときは絶対完走するぜ、とか思っていましたが…
今回はそんな気配がありません。
やはり気持ちではマラソンは何ともならん。

隠岐の島ウルトラは私に完走する走力があって、今回のコースではその実力が無い。
それだけの気がしてきました。

しかしあがいてみましょう。

途中、20キロ前のエイドではペットボトル1本分の水しか貰えませんでした。
それ以上欲しければ200m先の自販機で自分で買えと。
往復400mは時間も体力も勿体無い。
しかし、途中で水が切れたらと思うと恐怖です。
倒れたらどうすんの!

仕方なく水をもう1本買いに行く。
そして峠を上って下ると。

高原のような広い所に出ます。
ほう、ここは走りやすいな!

ちょっと楽しくなってきました。
もうすぐ25キロかな?
まあ、あと少しだ!

ルンルン気分で走ると前方にエイドっぽいのが見えた。
みんな通過していきます。
なんだか急いでるな?

なんだなんだ?
と思ったら…
「止まってくださ~い」
「???」
「制限時間が来たのでここで終了です!」
ちょ…、おいらの前の人行ったじゃん!

24キロ、6時間。
第2回美ヶ原トレイルラン&ウォークinながわ。
35キロの部、24キロの関門に最初に引っかかるという記念すべき快挙を成し遂げて私の初トレイルは幕を閉じました…

やっと走れそうな道に出たのに。
やっと元気になったのに。

ゴールまでの送迎バスでは
茫然、絶望、後悔の繰り返し。

なんであそこで座ったのか?
もうちょっと練習できなかったか?
そもそもなんでこの大会に出てしまったのか?
結果が全て。
私にはこの大会を完走する実力が無かったのです。

そうすると参加を決めるまでの過程や自信が恥ずかしくなりました。

しかし、終わったことはどうしようもない。
今後同じ過ちを繰り返さないこと。

そして…
このままではマラソンは辞められない。
必ずトレランを完走してみせる!
私が絶対にリタイアしたくないといつも思えるのは、この大会のおかげなのです!

コメント


  • 二人で、注目人気上位ですね。
    明日は、1位になりますよ。

    シルバーは、間もなく、下位に下がります。

    by シルバー €2018年9月13日 12:05 PM


  • シルバー様

    いつもご愛読ありがとうございます。
    記事のランキングは注目したことがありませんでした。
    本届きましたのでじっくり読ませていただきますね。

    > 二人で、注目人気上位ですね。
    > 明日は、1位になりますよ。
    >
    > シルバーは、間もなく、下位に下がります。

    by ずっきー €2018年9月17日 9:39 AM


  • すごい?
    仕事は、何ですか?サラリーマン、独立?
    どんな仕事で、60回かしりたい。
    失礼だけど、教えてください。
    「秋田100㎞マラソンに賭ける」は長編なので、そのうち読了したら、
    評価してください。

    by シルバー €2018年9月17日 10:25 PM

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