みなさんこんにちは。
今年こそは頑張って走ろうと思っていたところ、ノロウィルスにかかりましてすべてがダメになりました。
みなさんもお気をつけて…
さて、今回はアディダスが誇るランニング入門シューズ、ソーラーグライド・ソーラーブーストです。
(たぶん)ソーラーグライドの方が実用性が高いのでこちらを中心に解説していきたいと思います。
まずこのソーラーグライドとソーラーブースト、非常に安定性が高いシューズです。
シューズにおける安定性とは、足が着地したときに横にぶれない、という要素です。
厚底派の入門シューズ?ソーラーグライド
まずソーラーグライドを上から見てみましょう。
細めのラストです。
中足部のホールド力は高そうですが、踵がちょっと気になりますね。ヒールカウンターが無い?
そして真上から見てもミッドソールの白い部分が見えています。
ミッドソールが下に行くほど広がっておりこれがソーラーグライドの安定性を高めています。
そして横と裏を見てみますが…
ミッドソールは厚すぎる、というほどではありませんね。
ただ、横から触ってみてもそこそこ柔らかいかな?
というのは分かります。クッション性はどんな感じでしょうかね。
足裏は最近流行り(?)のフラットソールです。
足裏全体で着地できますので衝撃がまろやかになるでしょう。
次に踵を見てみましょう。
え…
ウーム。
どうやらヒールカップが割れています、というか分かれています。
これでは踵が安定しないような…
ソーラーグライドのような入門用のシューズでは特にこの部分の硬さが求められるのですが…大丈夫か?
では履いて感触を試してみましょう。
履いてみると中足部のホールド感は良いものの、やはり踵。
ソーラーグライドを履いてそんなにスピードを上げるわけではないのですが、踵をビシッと固定することができないのは長距離では不安が残ります。
せっかく安定性も良く、クッションも柔らかすぎず良い感じにできているため勿体ない。
ウルトラマラソンで使うにもこの1点だけがマイナスです。
それ以外は結構ウルトラ向きなのに…フラットソールだし。残念。
ソーラーブーストはさらにクッションがある
ちなみにソーラーブーストですが、こちらはソーラーグライドよりも前足部のミッドソールに多くブースト™を使用しています。
そのためソーラーグライドと比べると前足部が柔らかくスピードが出しづらい。
もちろんクッション性は高いためウルトラマラソンで使えそうですが、実はこういうミッドソールが柔らかいシューズは長距離を走ると疲れやすいのです。
ポジション的にはアシックスのゲルニンバスのような感じでしょうか。
ソーラーグライドでもそれなりにクッションはありますから「普通」のランナーはソーラーグライドでいいかもしれませんね。
ちなみに何が「普通」かと申しますと…
体重です!
身長が高く、体重の重いランナーは着地衝撃が大きいのでソーラーブーストの方がしっくりくるかもしれませんよ。
是非履いてみてくださいね。