ランニングソックス「TABIO RACING RUN PRO(タビオ レーシングラン プロ)」レビュー

今回はソックスの話です。

ランニングを始めれば、大抵の人はランニング専用のアイテムを集めるでしょう。

その中にはもちろんソックスもあると思います。

で、(おそらく)ランナーの着用率が最も高いと思われるのがタビオのソックスです。

ひそかに(?)売っているタビオのレーシングランプロ

タビオのレーシングラン。
マラソン大会のブースで大抵売ってると思います。

レーシングランには5本指とそうでないものがありますが、長距離を走るなら指と指が当たらない5本指タイプの方がトラブルが少ないでしょう。
(これ以降の「レーシングラン」は5本指のものを指します。)

私も7足くらい持っていますが、交代で使うとよっぽど酷い条件でなければ1足5年以上持ちます。

大雨でシューズの中がびしょびしょになるような条件で100キロ走るとかはさすがに痛みが大きいですが…

実はタビオからはひっそりと似た商品が出ています。
見た目も似てますしね。

その名もレーシングランプロ!

見た目もそっくりですね!
レーシングランとの違いは分かりません。




レーシングランプロ、一体どんな性能なのか?

タビオのレーシングランプロはウルトラ向きでない?

実はこのソックス、名前的には「プロ」なのでウルトラ向きっぽく感じますが、売り場の説明書きでは、ウルトラは適正範囲外でした。

こんな表示があるなんてウルトラマラソンもメジャーになったもんだ。

じゃあウルトラで使わないか?
と、いったらそういうわけでもありません。

とりあえず買って、履いてみますと…

生地が薄いかな?

非常に柔らかいのです。
指先も踵も。

これで納得がいった。

レーシングランもR×LのSUNADAも、履いた感覚はちょっと厚めで硬く、ゴワゴワする感触でした。

まあ履いた瞬間に「この靴下は丈夫だな」と予感させてくれました。

しかしレーシングランプロはそんな感じはなし。
なんか上品な柔らかい感じです。

耐久性はレーシングランプロより低いのではないかと思います。

しかし柔らかい故にフィット感はこちらの方が上に感じますし、なんと土踏まずのサポートはレーシングラン以上です。

前足部、踵は柔らかめですが、そこから急にメリハリをつけて土踏まずはギュッと上げてくれます。

通気性でもレーシングランプロの方が上だと思います。

走った感じとしては、ある程度速いペースで気持ちよく走れる感じ。

ジョグなどの遅いペースで使うならガッチリ(悪口ではありません)した他のソックスの方がいいでしょう。

ウルトラでもある程度速いペースで走るなら、レーシングランプロの方が走りやすく感じるでしょうね。

ただ、制限時間内完走を目指してゆっくり目に走る方はレーシングランの方が向いていると思います。

レーシングランとレーシングランプロ、使い分けて履いてみてください。