ニューバランス「M1040(W1040)」レビュー…評価は?

ゴツイイメージが一新!久しぶりにM1040を履いてみた

私、基本アシックス派ですが、一時期ニューバランスを履いていた時期もありました。
何故かというと当時アシックスの「ゲルカヤノ」を履いており、大変気に入っておりました。

しかしカヤノの弱点としてやたら高価というものがあります(15800円だったな?)。
最初はセールで10000円で買ったのですが、その初代を履き潰した後、2代目を買いにいきました。
しかしカヤノの割引が全く無く、どうしたものかと悩んだのであります。

そのとき店でたまたま安くなっていたシューズがニューバランスのM1040(2012年モデル)でした。
早速購入し履いてみますが…
最初に履いたときは、なんかもっさりした感じを受けました。
特徴がないというか(笑)

カヤノを最初に履いたときはそのフワフワ感、グニャグニャ感が大好きだったのですが、M1040はちょっと柔らかいという感じ。
そして重いとも思いませんでしたが決して軽くもなく。
後に履くことになるアシックスGT1000やミズノのウェーブライダー(18)ほど「厚底、硬い!」というインパクトもなく。

正直100キロ走るのに不安がありました。
しかししかし…
走歴1年2カ月で迎えた北オホーツク100kmマラソンをこのシューズで走ってみたら、意外や意外。
最後まで走り切れ、なんとサブ10を達成してしまいました。

今から考えると硬すぎず柔らかすぎず、微妙なラインが当時の自分に合っていたのかもしれません。
柔らかすぎると疲れやすいですし、硬すぎると衝撃で足裏が痛くなりますからね。

それからというもの、このM1040を大変気に入り、練習も本番も(ウルトラマラソン以外でも)このシューズで走りまくることになりました。
ただ、本質的にはもっと柔らかいシューズが好きだったので、またカヤノに戻ってしまったのですが。

このたび久しぶりにM1040(V8)を買ったのですが…
まずその容貌に驚愕!




なんとまあ、随分お洒落になってしまって…
ハイカラシューズです(笑)

靴擦れになりやすい人には良いシューズかも

そもそもニューバランスはお洒落ですよね。
ぱっと見て「ほうほう」と思いますもん。
私の愛するアシックスは「カッコイイシューズ」という意味ではメーカーの中で最低クラスだと思います。
ええ、カッコ悪いという意味ですよ。

だって、最近スカイセンサージャパンを買ったんですが…
なんか部活動セットみたい。
ターサージャパンも見た目は似たようなものですね。
ただでさえアレなのに…
白を基調にするとねぇ。

いや、アシックスが一番好きなんですよ!ホント!

それはさておきM1040です。
まずお洒落ですね(しつこい)
24時間テレビのウォーキングマラソンでもブルゾンちえみさんやDAIGOさんが履いていたというだけあります。
凄いぞM1040!!!

5年の時を経て、肝心の機能はどうか。
ソールですが、まあ柔らかめですね。
カヤノみたいにグニャグニャでは無いですがGT1000やGT2000ほど硬くはありません。

踵の内側に「メディアルポスト」(←硬い素材らしい)を使用し、オーバープロネーションを防ぐ機能を搭載したようです…が
ごめんなさい、難しすぎて自分でも何言ってるのか分かりません(笑)
膝が内側に倒れ込むのを防ぐらしいです。
いわゆる「シューズの安定性」が高いということですね。

中足部のホールド感ですが、少し余裕があるかなと感じました。
甲高の人にはジャストフィットだと思います。

気になるのが踵。
ヒールカウンターの上部が真ん中でチョン切れてます。
足入れをしやすくするためでしょうか?

しかし踵の固定という意味では?な気がします。
踵の安定はシューズにとって命ですからね。
ただ、アシックスのGT1000やGT2000のように踵が細めでカチカチのヒールカウンターでは靴擦れをする…
という方にはM1040の方がいいかもしれませんね。

重量は300g切ってました(26.5cm)。
軽くなってますね~

感想ですが、ランニング初心者がストレスなく走るのにぴったりなシューズな気がします。

と、いうことで高い練習効果を臨むならもっとゴツイシューズを選んだほうがいいと思います。
練習より大会本番使用で気持ちよく走れます(自分はそうでしたが)。
もちろんウルトラマラソンでもですよ。
体重が重めの方も是非どうぞ~