なまけものウルトラランナーの冒険

練習嫌いなランナーが100キロウルトラマラソンサブ10、サブ9を達成!調子に乗ってサブ8を目指します!

壱岐ウルトラマラソン完走記2016 ~島ウルトラに新たな名乗り!~

time 2016/10/04

壱岐ウルトラマラソン、誕生!

マラソンを続けていくとある悩みが生まれる…
旅行に行くのにどうせ遠出するならマラソンがイイという悩みである。

つまりこれはマラソンが無い土地に行く機会が減るということである。
断わっておきますが、もし、人間お金と時間が有り余っていたらこんなことにはならないでしょう。
好きな所に行きまくればいいのです。
ただし、現実にはお金と時間は限られています。

と、なれば旅行に加えてマラソンが趣味の場合は行きたい土地で大会が開催されるのがベストですよね。
私の場合は悩みが特に顕著で、
島が好き100キロマラソンが好きとう面倒な条件が付いてきます。

そんなアナタにおススメ!
2016年10月2日、壱岐ウルトラマラソンが新たにスタートです。
壱岐には是非行ってみたかったところ。
壱岐ウルトラの実行委員会も先輩格である隠岐の島ウルトラマラソンに偵察に行くほどの気合いの入れよう。
これは期待できます!
迷わずエントリーと相成りました。
長い前置きだな…

さて、岡山から壱岐に行こうと思えばまず博多に行かなければなりません。
そこからフェリーか高速船ですね。

と言う訳で旅程が決定。
前前日の金曜日に岡山から夜行バスで博多駅まで。
博多駅から博多港までバス。
そこからフェリーで壱岐の島の郷の浦港まで行くことにします。

で、行きはイイのですが帰りがちょっと…
帰りの便がどうか。
完走した後そのまま当日中に博多港まで帰ってきたいのですが
郷の浦→博多便、フェリーが16時台、高速船が17時台です。

100キロスタートが5:30で、もし11時間掛ったら16:30。
フェリーは既にアウト、高速船がギリギリです。
ゴール会場が港に近いとはいえできれば10時間台ではゴールしたいところ。
普段ならそんなに支障のない問題です。
が、今回は秋田ウルトラとの連闘のためタイムの予想がつかない…
でもまあ仕方ない、エイッと17:10発の高速船を予約します。

人事を尽くして天命を待つ…
まあ、なんとかなるさ♪

はるばる来たぜ壱岐の島

さて前前日の9月30日、夜行バス「ペガサス」で岡山駅から博多駅へ。
10月1日土曜日早朝、博多駅へ到着。
そこから路線バスで博多港へ向かいます。
メジャーなマラソン大会ならこの時点でジャージにランシューズの人とかいたりするんですが、さすがにいませんね。

博多港へ到着。
しばらくするとランナーっぽい人が増えてきます。
そういえば壱岐ウルトラ参加者はフェリーの割引がありますよ~

さて、やっと乗船…

おお、隠岐フェリーと似てる(当たり前か)
のんびり寝ながら到着を待ちましょう。

…到着
郷の浦港からシャトルバスで壱岐の島ホールへ向かいます。

そして壱岐の島ホールにも到着。

10位まで台がありますが8位までが表彰です(笑)

どうやら壱岐ウルトラの運営は本気である
受付も熱い!
「何か改善点があったらすぐ教えてくださいね!」

ハイ、早速問題点が…
受付会場から宿泊エリアまでシャトルバスがあるのですが便が少なすぎる…
旅館にいくまで随分待ち、一回行ったら戻ってくるのに前夜祭に間に合わない
と言う訳で我々石田エリア(郷の浦の東)の宿泊者は多くの人が前夜祭不参加でした。

隠岐はシャトルが常時走っていたので観光も無駄なくできましたが、まあ壱岐は第1回目なのでこんなこともあると思います。

さてさて早めに寝て明日に備えましょう!

☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆

翌日、3時半に郷の浦に向かうシャトルバスに乗り込みます。
相変わらずマラソンのときだけ、早め早めの行動ができますね!

壱岐の島ホールで荷物を預け、スタートを待つ。
今は涼しくて走りやすそう。
前週の秋田は8時間台で走ってしまったので、今回はなかなか厳しい闘いになるんだろうなあ…

壱岐ウルトラマラソン、スタート

さあスタートだ!
先頭が埋まってなかったためやっぱり最前列からスタート(笑)
ウルトラマラソンの良いところはこんなところだね。

この大会のコースは海岸線を通ったり内陸に入ったりの繰り返し。
細かいアップダウンが多くあまり平坦とは言えません。
最大の難関になりそうなのは85キロから98キロくらいまで。
標高差は100mとちょっとですが急坂が続きます。

目標は入賞!
気温がかなり上がりそうだったため、無理したランナーから脱落していくことが予想できました。
あと、前半はエイドが少ないので、やはりこれも無理がきかない条件となりそう。
この条件なら8位は入れる可能性は十分あると思うのです(ホントか?)。

慎重に行きましょう。
初っ端からかなりのアップダウンですね。
壱岐の島ホールから郷の浦港まで下り街中を通ってまた上る。
脚は、多少重いですがキロ5分10秒くらいは楽々キープできます。

田んぼのなかをトコトコ走る。
朝早くなのにやたらと応援が多いぞ。皆さんありがとねー♪
10キロ地点で教えてくれた順位は35位。
参加人数が少ない割に順位が悪いぞ。みんな飛ばし過ぎではないか?

途中ゲストランナーの望月千幸さんとちょっとだけ並走。
サロマ3回優勝、別大4回優勝と素晴らしい実績のお方。
先週モンゴルの砂漠の100キロを走ったそうで、傍から見ても調子が悪そうです。
「今日はどのくらいのペースで行かれますか?」
「うーん、キロ5くらいで行けたらいいかなと思います」
2週連続100キロは私も同じです。負けられぬ!
と、思ったけどすぐ置いていかれました(笑)

さあ壱岐の島と言えば猿岩!
まずは19キロ地点の猿岩へ向かいます。
このあたり結構な坂でございます。と、トップグループが折り返してくる。
うーん、4分半くらい?頑張るなあ。

猿岩を通過。
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本当に猿みたいですね。こじつけかと思ってた。
平坦な港の側を過ぎて、結構な急坂。25キロの計測はその途中。
辛い。早速歩きたくなりますが我慢…
今日は後半歩きが入る予感がします。

下って28キロからはしばらく平坦ですよ。
32キロくらいの勝本港で望月さんが止まってたので抜いてしまう。おお、自分凄いぞ!

ここからは暑さとの闘いになります。
海岸沿いで日陰が無く、イイ感じで気温が上がってきます。
イルカパークまで行って帰ってくるが、まあ応援の多いこと。

しかし悲劇はここでやってきた。
ここまで脚も動き息も上がってなかったけれど、40キロのエイド過ぎで突然脚が止まります。
この時点で3時間半。

なんとか頑張って走り続け、フル地点、3時間43分…
これはまずい、一体どうなってしまうのか?

なるか2週連続サブ10

ウルトラマラソンの途中で異常を感じたとき…
それは最後のチャンスです。
この時点でサブ9を諦め、ギリギリでもいいから当初のサブ10に切り替えます。
調子良かったから普通に走りましたが、後から考えたらもっと抑えた方が良かったのかもしれません。

やっとのやっとキロ6分くらいで次のエイドに到着。
間が7キロもありました。元気ならいいけど不調だと辛いね。

ここでも盛大な応援を貰ったけど復活はせず。
ここからまた海岸沿いに出ます。
暑いときの海沿いのランニングは地獄です。
ホントそう思う。

さて、芦辺港と大きな橋が見えてきた。
橋の下をくぐってから渡る。
橋の上から遠くを見ると望月さんの姿が見える。
随分追い付かれてきたなあ。絶対抜かれるよね♪

せっせと走る。
なんとか中間点の壱岐島開発総合センターに到着。4時間32分。
50キロのスタート地点なので賑やかです。

荷物を受け取りましたが、もうキロ6以上では走れないのでお守りとしてジェルを1つだけ持ってあとはまた預ける。
そうこうしてたら望月さんがピューっとやってきてすぐにピューっと出ていきました。

さあ負けず(負けますが)に出発しましょう。
ここからはさらに慎重に行きます。75キロまではほぼ平坦です。

次のエイドで停まり、飲み物をもらう。
「暑いねぇ、頑張ってよ」
「ありがとうございます、死にます^^」
「氷持ってく?」
「えー!いいんですか?じゃあ貰います」
ごっそり貰ってキャップの中に入れて頭を冷やしながら走ることにしました。
人間は体よりまず脳です。そこさえ守っておけば脚なんてそのうち動くようになりますよ。多分。

冷たくて超気持ちいいね~
脚はともかく気持ちはふっか~つ!

が、凄いスピードの人に抜かれました。
50キロの部のトップですね。

その後も慎重に慎重に、疲れ果て止まっている、歩いているランナーを抜いていきます。
上りは歩かず、下りはゆっくりです。
そして味をしめた私はエイドのたびに氷をもらって頭を冷やします。
後半はエイドが多い上、必ず氷があったので助かります。

67キロ。
なんだか竪穴式住居みたいなのが建ってる原の辻へ。
どんな遺跡なのか?
実はマラソンより歴史の方が好きなので気になります。
あ~あ、観光も大事だよね。次に来たときはちゃんと島を探検しよう。

74キロ。
エイドではありませんが応援の人が一杯います。
そして通り過ぎるランナーをアナウンスしています。
「ゼッケン●●●番、岡山県のズッキーさんです。ユニフォームがカッコイイです!」
…ちょっと待った!
着てる人もカッコ良くないですか?」
「本人もカッコイイです!」 なんかやけに元気出た。
こういうノリがウルトラの良い所ですね。

その後、79キロのエイド。
到着時、「ウォーーーーー!」と凄い歓声。
「いや~、ありがとうございます!」
「残り20キロ。調子どう?」
「はっはっは、全然疲れてません。あと200キロくらい走れます。」
「あんた元気だな。ここでリタイアした人結構多いんよ。」
「速い人は暑い中無理してるのかもしれませんね~」
「今10位だよ。」
「じゃあここから優勝します!」 「そうか!優勝!いけ~!」 10キロ地点で35位だったのが79kmエイドでは10位、7時間35分。よく辛抱したなあ。
まあでも、そろそろトップはゴールするでしょう(笑)

そこから峠を越え一時は7位まで上がりましたが…
84kmからのアップダウン、凄い傾斜です。とうとう脚が止まってしまいました。
これが98kmまで続きます。終盤にこの坂、極悪でした。

途中のエイドでは中学生に
「え、ずっきー?(笑)」
と笑われる始末。(ゼッケンにニックネームを書いて走るのです)
馬鹿にされたわけではないと思いますけど^^

最後はこれ以上は上らせないでくれ、と祈るばかり。
2人に抜き返されてしまいます。

サブ10はこの後のコースに委ねられます。
幸いにも上りはここで終わり。
あとは平坦なのですが苦しいのなんの。
大きな橋を渡り(隠岐の島そっくり!)、トンネル潜ってゴール!
なんとか9時間49分55秒でした。

順位は分かってはいましたが、表彰台から蹴落とされた9位。
サブ9の翌週にサブ10出来たことは初めてだし、それで十分だと言い聞かせましたが、やはりこの順位は悔しいものですね。
年代別はギリギリ3位でした。

それでも45km地点でフラフラだったのが猛暑の中、落ち着いて組み立て直してゴールできたこと。
また、応援してくれた島の人達にに応えられたのは、とても良かったのではないでしょうか。
今までウルトラでは隠岐の島と秋田内陸が住民の応援No1を争うなと思ってましたが、はっきり言って壱岐がトップでした。
運営はまだまだ成長途上でしょうが…

一応上位なのでまばらなゴール会場。

写真を撮ってもらおうとすると、「ここは暗いから外で撮った方がいいよ!」
と、スタッフ間で話がまとまり(ウルトラでありがち)外で撮ってもらいました。

ありがとう!また来るよ~
あ、サブ10できたので船は間に合いましたよ!

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2ヶ月後、年代別入賞の景品が届きました。
ソックスとウニ煎餅は良かったけど賞状はないんですね。
これ、年代別はみんな同じ文面で同じ商品かな?

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