世界遺産、那智の滝、奥熊野いだ天ウルトラマラソン
4月23日、奥熊野いだ天ウルトラマラソンに参加しました。
先週のチャレンジ富士五湖ウルトラマラソンからまたしても連戦です。
それにしてもこの奥熊野いだ天ウルトラマラソンという大会、とても良い大会なのですが何だかとっても地味です。
その理由はやはりマンモスウルトラ大会の富士五湖が同時期に行われるからでしょう。
まあ世の中には富士五湖といだ天の両方に出るというランナーもいますが(ここに)普通はどちらかしか出ないでしょうからね。
しかもいだ天マラソン、おそらく固定の常連さんが多く、知らぬ間にエントリーが始まっており知らぬ間にエントリーが終わっています。
自分の知り合いでもこの大会に出た、という話は聞きませんので今回解剖していきたいと思います。
ちなみに世界遺産登録は富士山が2013年に対して奥熊野の那智の滝は2004年と、世界遺産としてはこちらが大先輩です。
さて、富士五湖でしっかり風邪を引いた私。
それでも完走はいけると踏んで強行出場です。よくある話だね。
岡山からだとどう行くか…?
結局山陽道から中国道を抜けて新名神をとおり三重県に入ったら紀勢自動車道を通って那智勝浦町まで、尾鷲インターからが遠すぎた。
大会公認の駐車場で仮眠して、シャトルバスに乗り込む。
スタート地点の那智の滝へ向かいます。
どんな感じだろう、と思い向かいましたがほんとに滝の前がスタートのようです。
世界遺産の前でランナーがたむろしているのが笑えます。
奥熊野いだ天ウルトラマラソン、スタート!
スタートは反対を向いて那智の滝を背に進みます。
前年優勝のカトルス星人さんのコメントがあり、いよいよスタート。
カトルス星人は能登半島すずウルトラマラソンでよく見る気がします。
さて、スタート後、いきなり階段を上ります。
上りきったら下りますが、すぐにコーンが折り返して上ります。
ここから標高300m程を7キロかけて上ります。
序盤なのでなんとか上れましたがラストだったら駄目だったでしょう…
そこから20キロまでは下り基調。
30キロまではのどかな田園風景をトコトコ走ります。
奥熊野いだ天ウルトラマラソン☆終了
そして今日はこのあたりでジ・エンド。
ただでさえ熱でフウフウ言ってるところに、気温が上がって来てゆでダコみたいです。
ここからは走ったり歩いたりの繰り返しでした。40キロを過ぎたところで本格的に上りです。
この大会、コース図をみてもどんなコースを走っているのか良く分かりませんが、アップダウンを超えたらまた田園風景の平坦道に戻ってきます。
奥熊野いだ天ウルトラマラソン、完走す!
ここは暑くてもしんどくてもまだ走れました。
しかし82キロからの上りの連発は、ランナーであることを忘れ、ひたすら登山家のように歩いていました。
90キロから95キロまでは下り、そこからは平坦です。
なんとかゴール。
途中でショートカットできるルートもあって、そこを走れば準完走証も貰えるのですが、やはり全部走りたいですからね。ちゃんと完走できて良かったです。
タイムは11時間43分ほど。
完走メダルは木製の「歓蒼」でした!
よく掛りましたが、風邪引きさんであることを考えたら結構凄いですよね?
風邪を引いたときってどんなペースで行っても大抵30キロくらいで潰れますね~
世界遺産を2週連続制覇です。
この勢いでどんどん完走していきますよ。
おっと、まずは風邪を治しましょう!