飛騨高山ウルトラマラソン完走記2016

さて、2016年はウルトラの神ゲットの途中、さまざまな寄り道をしました。
奥出雲ウルトラとえびす・だいこくの間には韓国・チェジュのウルトラが。
そしてえびすから隠岐の島の間には…6月12日、飛騨高山ウルトラマラソンを入れました。

前走のえびすから2週後なので疲労という意味では何の問題もありません。
ただし次走の隠岐の島まで連戦になってしまうのでここで本気が出せないのが寂しいところですね。
島根ウルトラの神トップが当面の目標ですから。

さて、この飛騨高山ウルトラですが…
山岳ウルトラっぽい感じがしますが、高低表を見る限り高低差はあるが傾斜はそれほど急では無さそう。
野辺山や村岡のような厳しさは無い気がします。

そして最低標高が500mくらいなのでおそらくかなり涼しいはず。
のんびり走るならそこそこ快適なのではないでしょうか。
まあ終盤はゆっくり走ろうが速く走ろうが辛いでしょうがね(。´・(ェ)・)

今回は岡山から岐阜まで遥々車で向かいますか。
ただし土日の1泊で行くので、行きはともかく帰りはかなり辛そうです。
よって、実家(愛知県)の母を呼び寄せて名古屋からは運転してもらうことにしました。

高山には沢山温泉があります。
温泉好きな母なのでそれを餌にしましょう。
しかも飛騨高山ウルトラの参加者および連れの方々には温泉の割引券もついているぞ!

まあ程々に遠いですね~
相変わらず大阪付近は車多すぎます。
ただ東海北陸自動車道は空いてるのでそこそこ快適ではありますが。

13時から受付開始です。
受付会場の飛騨高山ビッグアリーナに到着しますが…
周辺は車の嵐、どこにも停められなさそうなので、先に観光&温泉に行くことにします。

まずは観光でしょう。
高山と言えば当然宇津江四十八滝ですよね!
まあ私はこの日初めて知りましたが…

48はとても無い気がしますが…結構な数がありますね。
そう考えたらうじゃうじゃメンバーがいるAKBとかMNBとかSKEは凄いと思います!
トレッキング気分で上っていきます。
翌日がガチ走りだったらこれは絶対にしませんが。

入場料は要りませんが入り口で寄付金を箱に入れますよ。

さて、帰ってきたので下流の温泉、しぶきの湯・湯遊館へ。
結構綺麗で大きな温泉です。
私は母と違って温泉にそれほどこだわりはないのでこれ以上の感想はありません(笑)

もう一回受付会場に向かいますが…やっぱり車多すぎです。
一旦旅館にチェックインしてそれから歩いて向かうことにします。
近くの旅館が空いてて良かったよ。

やっと到着。
この大会はランナーズウェルネスさんの主催なので参加人数はかなり多いです。
さすがメジャーウルトラですね。
英語版の説明会もあるようです。そんなに外国人がくるのかな?
受付が済んだら帰りましょう。
そして、さっさと寝て当日に備えます。

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相変わらず朝は早い。
1時には起きて準備を始める。
無事完了し旅館の車で他のランナーさんと一緒に連れて行ってもらいました。
会場は凄い数のランナーですね~!

さあ頑張りますか!
ただ、今回はどんなですかね~
本気で走らないとはいえ程々のタイムは出したい…
しかし100キロを程々とか、そんな都合よく走れるかな?

さあ第5回飛騨高山ウルトラマラソンのスタート。
人が多すぎるため4時45分、5時00分のウェーブスタートです。
自分は5時。既に明るいです。
さらに5時15分には71キロの部が追いかけてきます。

いきなり上りですが気にするな。
まずは小京都、高山の街並みを駆け抜けます。
情緒があってイイですな~。
そして…えっ、結構応援多い?
富士五湖みたいに応援は誰もいないのかと思ってた。

後でも感じますがこの大会、結構応援が熱い!
今まで参加できず、勿体無いことをした。
ただ、6月ってウルトラマラソン月間でなかなか制覇出来ませんからね。
柴又、阿蘇カルデラ、いわて銀河、隠岐の島、サロマとてんこ盛りです。
まあ、全部走ったことありますけどね(=゚ω゚)ノ

街を抜けたらのどかな田園風景を駆け抜けます。
今回はのんびりですね。

10キロ通過は58分ほど。
うむ、程々って感じでイイですね。
ちなみにここでトイレに行きますが、人気大会の宿命で結構待ちがありました。

10キロ過ぎて徐々に上り坂、美女高原の峠を越えます。
早朝で木陰、標高も高いため、少し寒いくらいで走りやすい。
峠を越えて下ったところが第1関門の道の駅ひだ朝日村です。
20キロ2時間2分。トイレの影響でちょっと落ちましたね。

うーん相変わらず応援が多いなあ。走ってて楽しいです。
このエイドでは草餅だか草だんごだかがありました。
とても美味しかった覚えがあります。

ここからはしばらく上り。
30キロ過ぎからはなかなかの傾斜になります。
周りのランナーに歩きが入ってる人が増えますが、自分はあくまでマイペースで。
30キロ3時間9分。

この間のエイドでふと気付いたことが。
この大会、エイドに大抵テトラ型のM&Msが置いてあります。
今回の目標はこれを20袋食べきることにしました○o。(○゚ω゚)ノャァヽ(゚ω゚○)。o○
2015年の野辺山でたけのこの里を100個完食しましたが、満腹ランの新たな目標設定です。

それはさておき…
標高1345m、第2関門の飛騨高山スキー場です。
良い天気、とても爽やかです。
上り疲れましたがここからは下りですよ~。

40キロ4時間16分。
さて下りですが…
むむむ、周りのランナーが転げ落ちていきます。
凄い。でもそんなスピードで行かない方が良いと思いますが…

50キロ5時間14分。
自分も少しペースが上がりましたね。
その間もM&Msを忘れず食べ続けます。

57.2キロの丹生川支所、第3関門です。
ここも応援が凄いですね!
「緑の人、頑張れー!!!」
と嬉し恥ずかしの応援をもらいます。
そう、この日はTシャツも帽子も黄緑色でかなり目立っていたのです。
ただし、証拠写真はない。

60キロ6時間15分。
この辺りにくると下りでジェットエンジンを使用した方々がガス欠になって止まっています(つω-`。)

少し進むと…
真っすぐに平坦な道。
右手に激上り坂。

さて、あなたはどちらを選びますか?
ただし、我々に選択肢は無い!
ウルトラマラソンではこういうときは右に決まっています…

諦めて進みましょう。
うーん、辛い!
仕方ないので歩きました。周りも誰も走ってませんよ。

ここは飛騨高山ウルトラ名物、千光寺への上り坂です。
入り口から境内へ行きましょう。
ただし、階段を登ってね♪

登りきったところに少年がいて大声で応援してくれてます。
…作戦は決まった。

階段は走って登りましたよ!
ダダダッと登り
「頑張ってください!」
「おう!ありがとう!」
と言って颯爽と駆け抜けました。

で角を曲がって一休み。
大人の世界は裏ばかりですね。

しばらく下って70キロが7時間23分くらい。
74キロが第4関門の国府B&G海洋センターなんですが、ここの記憶が全くありません!
どんなとこだっけ?

しばらくJR高山線沿いを走ります。
とてものどかですが、そろそろ疲れてきましたよ。
80キロ8時間28分。

82キロのエイド。
ゴールは目の前ですが、ここでウルトラ名物「ゴール手前でわざわざ遠回り」です。
やれやれ。
このエイドにはミニトマトがあってとても美味しかったです。
やはりM&Msは飽きました。
この時点で既に20袋食べてたので目標達成ですが。

85キロ過ぎからまたダラダラ上り。
もう嫌になりましたね。
90キロ9時間44分。

ここからゴールまで下り基調になのでペースを上げていきます。
キロ5分位でスイスイ走りますが、所々信号があり止まってしまう。

最後の信号を右に曲がれば上ってアリーナに向かいますが、ここで抜いた男性ランナーに抜き返されます。
最後の意地なのでしょうが、多分こちらが勝ちます。

ぴったり付いていきアリーナに入る。
結構人が多い!

男性ランナーの仲間がいたらしく
「負けるなー!」
と叫んでいましたが、叫び終わったときにはピュっと追い抜いており、残り200mをキロ3分30で引き離してゴール。
うーむ、隠していた実力に差がありましたね。

結果は10時間36分。
本当に、ほどほどって感じで終わりました。

調整としては十分だと思います。
イイ感じで走れました。
応援も多く、景色も良く、走りやすいコース。良い大会でした!

ではでは、次週の隠岐の島ウルトラで神達成と行きましょ~。