皆さんこんにちは。
新年はシューズのレポートが続いておりますが、相変わらず続きます。
ご容赦ください。
さて、本日はニューバランスのハンゾーSです。
え、こないだのハンゾーRと何が違うのかって?
それはですね、こちらの方がミッドソールが薄いのです。
それだけかって?
いや、本当に似てるんですよ。
まあ観察してみましょう。
エリートランナーのフラットソールシューズ・HANZO S
とりあえずハンゾーSの紹介から。
ニューバランスのハンゾーシリーズは現在T、U、C、R、Sの5種類があり、その中でもSが最上級に位置しています。
今回はSの最新モデル、ハンゾーS V2ですよ。
目安はフルマラソン2時間半程度!
どこにそんなランナーがいるんだ?
とか思ってはいけません。
とりあえず見てみましょう。
まず上から…
踵のホールド力は高そうですね。
ラストはニューバランスだけあって相変わらずスリムです。
横と足裏を確認しましょう。
ハンゾーRより足裏の粒々が多くて、シャンクがシューズの中心に移動してて、フラットソールだね、とか色々ありますが…
(あと、ついでに屈曲点は後ろにありますよ。)
とりあえず、ミッドソールが薄すぎません?
ハンゾーRとハンゾーSを比べてみれば一目瞭然です。
ただ、残念ながらハンゾーRは旧モデルで、R
V2ではありませんが、ミッドソールの厚さはあまり変わりません。
うーむ、これはなかなかレベルが高いかもしれませんね。
ダイレクトに衝撃を感じそうです。
HANZO Sを履いて走ってみる
まあとりあえず履いてみます。
ふむ、シューズ全体のフィット感は相変わらず素晴らしい。
踵もちゃんと固定してくれます。
そして軽い。軽すぎます。
ハンゾーRからクッションを取り除いたようなシューズでしょうか。
まあ走ってみましょうか。
足はスイスイ進みますね。
キロ3分台まで一直線。
しかし…
足裏への衝撃はなかなかのものです。
速いスピードではフルマラソンでも持たないかもしれませんね。
ここまでは想像通りなんですが、じゃあこのシューズがウルトラマラソンに使えるか?
と言いますと…
私が考えるに、「高い走力があれば向いている」と思います。
まあ元々ウルトラマラソンを想定して作られたとはとても思えませんが…
実際屈曲点が後ろなのと、フラットソール構造なのは、ウルトラマラソンを走る上でかなりのアドバンテージです。
ソールが薄くて軽くて屈曲点が後ろでフラットソール…。
どこかで聞いたことがありませんか?
そう!
アシックスのソーティジャパンセーハと同じじゃないですか。
キロ5分とかでゆっくり走るから、着地衝撃は大きくない、大丈夫!
とか言うつもりはありませんが、上手く体重移動ができ、かつ着地衝撃に耐えられればウルトラもいけますよ、きっと。
いや~
誰か是非このシューズで100キロ走って有益な情報をお知らせください。
お前がやれですと?
いや、私にはちょっとしんどいかもしれません。
まあ気が向いたら走ってみますね。