さて、一気にハンゾーの解説を終えてしまいましょう。
ハンゾーCです。
何故かこのCだけが仲間外れにされていることが多くなかなか最新のCに出会えませんでした。仕方なく旧モデルを買ったつもりだったのですが…なんとそれが最新モデルであることが判明。
(はんそー様、情報ありがとうございました。皆様、誤った情報をお伝えしてしましまして大変申し訳ございません。)
地方在住ゆえのあるあるか…
というわけでハンゾーCにご対面です。
ハンゾーCのコンセプトは目指せサブ4、ですよ。
サブ4向けフラットソールシューズ・HANZO C
ハンゾーCはレベル的にハンゾーUとハンゾーRの間ですね。
ちなみにM1500というモデルの後継らしい。
ハンゾーRやハンゾーUが素晴らしかったゆえにプレッシャーも大きい…。
はたしてその評価は?
上から見てみましょう。
見たところ、ちょっと踵が緩いかもしれません。
踵のホールド力は長距離走において最重要事項なので少し不安かもしれません。
ラストはニューバランス伝統の細身ですから、私のようなランナーも安心です。
横と裏はどうでしょう。
まずミッドソール。
こちらも定番のレブライトですね。
軽くて耐久性があってクッションが(少し)あるってやつです。
まあ素材はともかくハンゾーUと比べるとえらい薄いな。
ハンゾーの最新モデルはSもRもクッションが性が抑えられているともっぱらの評判です。
ハンゾーの売りの足袋を履いたような感覚、というのが実感できそうです。
良い意味でも悪い意味でも。
アウトソールも定番のフラットソール。
ミッドソールは薄いですが、着地の衝撃をフラット着地で抑えてくれそうですね。
HANZO Cを履いて走ってみる
実際に履いて走ってみましょう。
まずはシューズのホールド感ですが、中足部は素晴らしいものの踵はやや緩い。
もちろんスカスカするような感じではありませんが、少し浮きそうな感覚です。
蹴り出しから着地までは非常にスムーズでスピードもすっと出せますが、やはり衝撃は少しありますね。
まあまあ、これもクッショニングを感じすぎるようなシューズは疲れますから、ウルトラマラソンで使用するならいいくらいでしょう。
ここまでの評価ではウルトラ中級者が使用したいシューズ、っていうポジションですね。
フラットシューズとしてアシックスのゲルDSトレーナーに対抗できるかというと、総合ではちょっとだけ負けるかな?
というイメージです。
でもミッドソールの反発、足の蹴り出しやすさはハンゾーCの方が良いですし、地味ながらなかなかのスペックのシューズだと思います。