世界のGT2000
シューズ紹介もいよいよ大御所の登場!
アシックス「GT2000」です。
説明するまでもありませんね。
アシックスが送り出す世界のGT2000です。超メジャーです。
マラソンを始めたら「とりあえず買っとけ」といったポジションです。
実際初心者はかなりの割合でこのシューズを履いているのではないでしょうか?
当然ウルトラマラソンでも大活躍ですよ!
硬めのソールで練習用にぴったりです。
ところが…
GT2000の没落?
個人的にですが、GT2000がイマイチと感じる時期がありました。
踵と中足のホールド感が抜群なのがGT2000の良さでしたが。
どうにも踵が緩く感じるシューズが続きました。
GT2000-2までは良かったのですが、3から弟分のGT1000を道連れに踵のホールド感が甘めなのではないか…
といった感想です。
シューズにとって踵の安定感は何より大事。
それを失ってしまえば他のシューズに移らざるを得ません。
で、ミズノのウエーブライダーをしばらく履いていました。
ウエーブライダーの18はかなり良かったんですよ。
GT2000の復権!
しかししかし、ここにきてGT2000が「待った」をかけた!
満を持して登場したのがGT2000-6である。
このシューズ、非常によろしい。
細身、硬いソールに踵、中足部のホールド感もしっかりしてます。
久しぶりに硬派なGT2000が帰ってきた!
これなら「ゲルニンバス」や「ゲルカヤノ」を卒業したウルトラランナーもステップアップに使っていけます。
しかも、この2つよりソールも硬いため練習では迷わずこちらですね。
ただ、相変わらず気になるのですが、シューズの外側にゲル緩衝材を見せる必要があるのでしょうか…?
これって絶対安定性が落ちますよね。
「ゲルDSトレーナー」とか「ゲルフェザーグライド」ではそんなことしないのに。
ゲルは内蔵の方が良いんじゃないかと素人的には思います。
それでも前述のとおり信頼性は高そう。
ついでに弟分のGT1000-6も復活しております。
GT1000との違いですが、1000の方が踵が細く、シャープな造りになっている気がします。
日本人は踵が細い人が多いのでGT1000でしっくりくる人も多いでしょうが、踵が窮屈すぎるとか靴擦れを起こしやすい人はGT2000の方が無難だと思います。
まあ、万人受けするのはGT2000でしょう。
という訳でウルトラマラソンにおける「GT2000」の総評は…
「ゲルカヤノやゲルニンバスなどのフカフカ厚底シューズでウルトラマラソンを完走できるようになったら大会本番でも是非試してみましょう。同じ厚底シューズでもソールが硬いため疲れにくい。長距離練習用のシューズとしてはこちらが圧倒的に効果が高いと思います!」
といったところ。
万人受けするのも頷けます!