これであなたも中級者?ゲルフェザーグライド
さて、今回はアシックス「ゲルフェザーグライド」です。
なんだか中級者っぽくなってきましたね。
同じくアシックスの「ゲルカヤノ」やミズノの「ウエーブライダー」と較べるとベテラン感があります。
実際、上記のシューズをフルマラソンで使うなら完走目標といったところですが、ゲルフェザーグライドをフルマラソンで使う人はサブ4を目指すような人でしょう。
そしてこのシューズ、フラットソールなのでミッドフット走法の人にはピッタリ!なはず…
ちなみにわたしはミッドフットではありません…
と、いう訳で履いた完走を述べてみたいと思います。
そもそもこのシューズ、私の場合はアシックスの「サロマレーサー」の後継者として履いてみたのが始まりです。
サロマレーサーはもともとDSトレーナーをウルトラ専用にしたらしく、走りやすくて良かったのですが欠点が1つ。
それはソールの摩耗が結構速い、というところです。
かなりすり減ったので新しく買おうと思ったら、サロマレーサーはもう生産中止…
まあウルトラ専用のシューズなんて、作ってもあまり儲からないとは思いますが。
そこで白羽の矢が立ったのがこのゲルフェザーグライドの3、スリムタイプでした。
厚底なのに何故か軽い!ゲルフェザーグライド
買って、まず見た目の完走ですが、厚底です。
うむ、厚底。
踵は(またか)細めの作りでなかなかグッドですね。
やはりシューズは細めの方が良い。
スーパーワイドなんて、日本人には大して需要はありません。
で、重さはどうかというと、軽いんですね。
240g(26.5cm)くらいでした。
カヤノやGT1000、ウエーブライダーと厚底のシューズは硬かろうが柔らかろうが、とりあえず300gくらいはありました。
それに較べたらなんという軽さ。厚底なのに。
ソールは柔らかく、履いた感じはフカフカです。
なんとも不思議なシューズですね。
そして衝撃吸収性は高いです。
100キロウルトラマラソンでも足裏は大丈夫そう。
ゲルフェザーグライドは実戦用!しかし欠点も…
とりあえずソールが柔らかい、ということは練習用にはあまり使えません。
地面からの反発力が活かせないからです。
しかし、
「足裏の衝撃を緩和させつつ、ある程度速いスピード(キロ5分半くらい)でウルトラマラソン本番を走る」なら使えるシューズです。
サブ10狙いなら履いても良いと思います。
実際私もこの靴を履いて8時間台で100キロを完走しました。
軽いから走りやすいとかは無かったですけど。
まあ同じ性能なら重いより軽い方が良いけどね。
ただゲルフェザーグライド3だけかもしれませんが…
新品を履いて100キロを完走したら…
シューズの裏のアウトソールがケバケバになっていました。
たったの1回履いただけですよ!
サロマレーサーが摩耗して買ったのに、たった1回でこのザマです。
コストパフォーマンスは最悪です。
ライトレーサーを見習って欲しいものですね。
まあ新しいモデルは丈夫かもしれませんけどね~