サロマレーサーの原点・ゲルDSトレーナーはウルトラマラソン向き?
はい、ウルトラに向いてますよ!
あら、皆さんこんにちは。
ウルトラ大好きずっきーです。
今回のシューズは中級者ランナー用として確固たる地位を築くアシックス「ゲルDSトレーナー」です。
ところで皆様は、かつてアシックスが「サロマレーサー」というシューズを展開していたのはご存知でしょうか?
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サロマの名の通り、サロマ湖ウルトラマラソンを11時間切りするため(確か?)のシューズとして、ウルトラマラソン入門用の「ゲルサロマ」とともにウルトラマラソンでその姿をよく見たものでした。
しかし、現在はどちらも生産中止。
ウルトラマラソン専用シューズは現状ありません。
ではかつてサロマレーサーを愛用していたランナーたちは何を履けばいいのか!!!
まあ、何でもいいんですけどね(笑)
とりあえず原点に帰ってみましょう。
原点とは…
実はサロマレーサーにはモデルになった元のシューズがあるのです。
ターサージールか!?
そんな訳ないでしょう!
その名もゲルDSトレーナーです。これは22ですね。
まず真上から見ていただきたいのですが…
非常に細身です。
これは期待できます。
踵の細さもバッチリではありませんか!
では履いてみると…
見た目通りのホールド力。
踵の固定もバッチリです。
さらに中足部のホールド力も抜群です。
ただ、ヒールはやや高いのでシューズに乗っかっている感はあります。
ゲルDSトレーナーを履いて走ってみる
そして走ってみると…まずまず、軽い。
そして意外なのですが、ソールは硬めですね。
私は履いたのがサロマレーサーの方が先で、あちらはここまでホールド力は感じませんでしたし、ソールは比較的柔らかめでした。
まあその頃のDSトレーナーはサロマレーサーにもっと近かったのかもしれませんが…
正直言ってDSトレーナーの方がウルトラに向いています。
ゲルDSトレーナーはフルマラソンのレベルで言えばサブ4前後のランナー用のシューズだと思いますが、近い位置付のゲルフェザーグライドとはかなり対照的ですね。
ゲルフェザーグライドはかなり柔らかいため、GT1000やGT2000からレベルアップすると少し違和感があります。
ですが、DSトレーナーはGT系に近い感覚なので違和感は小さいと思います。
ちょっとまとめてみましょう!
ゲルDSトレーナーはやや厚底で硬めなシューズ。
さらに軽くてホールド力が抜群なので疲れにくくウルトラマラソン向けだと思います。ソールが硬いため練習用としても使えます。
ゲルフェザーグライドより地味で値段も安くなりがちなのもポイント。
GT1000やGT2000できちんと100キロ走り切れるランナーはさらなる記録更新用に起用するのもありでしょう。
弱点としては『硬め厚底』の宿命で特に序盤、走っているとやや違和感を感じること、耐久性はあまり高くない(100キロで終了なゲルフェザーグライドほどではありませんが)ことでしょうか?
これからサブ10を目指していこうというランナーに是非おススメです。
ただサロマレーサーの親分のくせに、あまり似てなかったな…
まあいいか(笑)
ゲルDSトレーナー24
最新モデル、ゲルDSトレーナーですが、なんとフラットソールになりました。
これで中級ウルトラランナー用シューズの筆頭に上がった?
ただ、アッパーが暑苦しくこれはどうかと思いますが…
ライバルはハンゾーCかな?