前後に傾斜のあるフリークスジャパン
なんでこんなに涼しいのでしょう?
ウルトラマラソンシーズンが終わった瞬間、暑さ終了で非常に悔しい日々を送るずっきーです。
さあ、今回の紹介はアシックスが誇る頑丈シューズ「フリークスジャパン」です。
え、知らない?
まさかこんなマイナーシューズ知らないわけないでしょう…
うーん(笑)
ま…知らないですよね!
実はこのフリークスジャパン、ターサージャパンの練習用シューズという位置づけです。
もちろんウルトラマラソン使用の話ではないと思いますが(笑)
ターサージャパンは名前だけ聞くと同じターサーのターサージールやターサーカイノス、ターサーエッジと似たようなものかな?
と思ってしまいますが実は結構違います。
ターサージールは無駄なパーツやクッションをそぎ落とした軽量シューズで、おいらも一度100キロマラソンで使用し死にかけました。
ターサーカイノスはキロ4分のペース走とかで使いますが、あまりの衝撃に私はその後何日もスピード練習ができません。
そんなターサーシリーズの中で、ややヘタレにも優しいのがターサージャパン。
ミッドソールの材質もややクッション性の高いspevaですし、踵部にはGELも入っているそうです。
その分重くはなるんですけどね。
そのターサージャパンの練習用がフリークスジャパン!
アシックスのレーシングシューズに対する練習用シューズは大抵、
①クッション性が上がってる
②アウトソールの耐久性が上がってる
③でも値段は大体同じ
という特徴があります。
ターサージャパンとフリークスジャパンしかり、ターサージールとターサージールTSしかりです。
で、レース用と練習用とどちらがウルトラマラソンに向いているかというと、練習用です(キッパリ)。
クッション性がある程度無いと後半死亡、耐久性が無いと長距離レースで安心して使えないですからね。
で、もう既にウルトラに向いていると思われるフリークスジャパン。
一体どんな走り心地でしょうか!
というわけで登場。ピンクかっ!
ジャパンシリーズといえば白地に赤線か青線のイメージですが、令和の時代はこんなカラーリングもあります(令和に入ってから製造されたモデルかどうかは知りませんが)。
上から見ると…
あまりタイトなラストではなさそうです。
スカイセンサージャパンとそっくりですな。
ついでに踵もあまり細くなさそうです。
横から見ると…
ウーム、そこそこ厚みがあるな。
しかも踵部分が特に。
つま先のほうはそれほど厚いって感じではないです。
アシックスラインはJAPANNシリーズだけあってさすがに縫い付けです。
アウトソールは変わった感じの凸凹ですね。
グリップ力は高そうですし、どうせ耐久性もあるのでしょう(笑)
で、とりあえず履いて走ってみるとします。
うんうん、ちょっと不思議な感覚ですね。
履いた時にやや前傾する気がします。
踵がやはり高いかな。
そして、踵のクッションがなかなか効いているというかしっかりしているというか。
グニャグニャで走りにくいほどではありませんが、ちょっとゴツくて引っかかる。
しかし前足部は別に厚みを感じないので特に。
なんかスイスイ進むという感じではありませんが、スピードは出そうと思えば出せます。
私が大好きな踵のホールド力ですが、それほど高くありません(笑)
ヒートレーサーの方がずっとがっちりしています。
中速部のホールド力はありますよ。
履いて50キロほど走ってみましたが、疲れにくいと思いました。
結構マイナーなシューズですがなかなかいいシューズです。
しかしターサージャパンの練習用ながら、ウルトラマラソンで使うなら大会本番用として使いたいですね。
耐久性も高いので100キロマラソンを10本くらいいけるかもしれません。
まとめましょう!
フリークスジャパンは踵が厚めでクッションが効いた丈夫シューズ。
ウルトラマラソンでは踵着地による体重移動が動きのメインであるために使用に向いていると思います。
前足部のミッドソールはそれほど厚くないためスピードは比較的出しやすい。
ウルトラマラソンの練習にはとても良いシューズですが、「窮屈で走りに快適感がない」(ヲイ!)ライトレーサーやヒートレーサーを使用し、本番では「ちょっと違和感があるけどスピードの出せる」フリークスジャパンを使用してみると良いかもしれませんよ。
フリークスジャパンを履けば、ウルトらマラソンの後半のダメージは抑えられると思います。
そしてフリークスジャパンを極めたらターサージャパンにレベルアップできるかもしれませんね!