みなさんこんにちは。
マラソンだけでなくいよいよサッカーや野球にもコロナウィルスの拡大が影響。
さらにコロナウィルスが原因で旅館が倒産…と辛いニュースばかりですね。
世界はどうなってしまうのでしょうか?
しかし落ち込んでいても世の中は良くなりません。
個人個人ができることをしていきましょう。
と、いうわけで今回のシューズはHOKA ONE ONEの大人気モデル、クリフトンです。
超厚底の先駆者!HOKAのクリフトン
そもそもこのHOKAというメーカー、日本ではもともと馴染の薄いメーカーでした。
私の記憶が確かなら、最初はトレイルランニングシューズに参入していたのではなかったでしょうか?
フカフカのクッション性のトレランシューズが紹介されていた記憶があります。
ただ、その当時は今のナイキ以上に外観が異質でしたし、何より価格が高かった!
3万円くらいした記憶があります。
(今はマラソンをしない人でも「厚底ブーム」どうこう言っていますが、もっと前から厚底はあったわな、とつい思ってしまいます。
ついでにヴェイパーより先にHOKAのカーボンXがカーボンファイバープレートを使用していました、よね?)
いつの間にか気づいたらロードシューズでも見かけるようになったHOKA(笑)。
ロードになっても価格と強いインパクトのおかげで日本のマラソン界ではメジャーになったとは言い難いHOKAですが、その実力はいかに…?
そしてHOKAといえば…真っ先に思い浮かぶのがクリフトンです。
軽くて厚いクリフトン
まずクリフトンのこの姿を見てください。
世界陸連がシューズの厚さが4cmどうのこうのと言っていましたが、アウトになるんじゃないか?
というくらい厚いミッドソールですね。
ま、クリフトンで走るエリートランナーはいないでしょうから特に心配はないでしょうが。
しかし、この厚さでもかなり軽い。
見た感じは300gくらい余裕でありそうですが27cmで250gほどです。
走ったときは一体どんな感触なのか…?
グニャグニャかポフポフか…。
アッパーはあまり通気性が良くなさそうに見えますね。
メッシュ素材は前足部分のみ。
ただ、シューレースの下は補強されているためシューズはヘタリにくそうです。
続いて上から。
スリムなラストをしていますね。
横から見たシルエットとのインパクトの差が凄いです。
実はHOKAはノーマルがメンズD、ウィメンズBとかなり細い。
そのため中足部のホールド力は高いのですが、幅広の足のランナーにとっては辛いかもしれません。
そんな方はワイドを選びましょう。
もちろん足幅が細い人には物凄く良い感じですよ。
包み込むという表現がピッタリです。
踵のホールド力もちゃんとあります。
やはり元々長距離を走ることを前提に設計されているように思いますね。
そして足裏。
フラットソールで接地面も大きいため安定性もあるでしょう。
アウトソールはあまり耐久性がない、とかつてクリフトンを履いてウルトラを走っていた知人が言っておりました、残念。
実際にクリフトンを履いて走ってみる
ではクリフトンを履いてみますが…
うむ!
乗ってる感が凄い。
物凄い高さですよ!
なんか安定感の増したナイキのズームフライ3みたい。
そして踵のホールドよし。
中足部のホールドよし。
アッパーのホールドよし。
もしかしたらホールド感では自分史上最高?
と思えるほどの感覚です。
そして肝心のミッドソールの感覚ですが…
公式で「マシュマロクッション」と呼ばれるほどクッション性があると聞いていたため心配していたのです。
何をって?
いや、あれですよ。
柔らかすぎると安定しないじゃないですか。
私はちょいヤワが好きなんですよね。
その点、クリフトンは…◎
いや、全然マシュマロじゃないでしょう(笑)。
確かにクッション性はありますけど、めちゃくちゃ沈み込む感じではありません。
程よく硬いマシュマロです。
そして跳ねる感じがある。
なかなかのクッション性と反発力です。
たぶん履いた感じフルマラソンでももちろんいけますが、「ウルトラマラソンを余裕で走れる」という気にさせてくれるスペックです。
クリフトン評価まとめ
さて、クリフトンの総合評価ですが…
足全体のホールド力よし、クッション性よし、ミッドソールの硬さよし、おまけに軽めと隙の無い評価です。
◎です。
ただ、超厚底ゆえにどちらかというとストライドの大きいランナー向き。
厚底はどうしても接地から蹴り出しまでの間、1歩毎にロスができるのでストライドの小さい(歩数の多い)ランナーはロスが大きくなります。
あ、あと値段が高いのも欠点か!
でもクリフトンはHOKAの中では安く売ってる方ですが(笑)