プレート使用のアディダス最上位シューズ・アディゼロプロ
ついに来ましたね。
アディダスのアディゼロプロ!
4月1日発売なので東京オリンピックで使用できます。
このところランニングシューズはナイキの独壇場で、追いかける他メーカーもアシックスとミズノは何やら開発中との情報が出ておりましたが(ニューイヤー駅伝とか箱根駅伝でプロトタイプが出てましたしね)、アディダスの情報は個人的には突如情報が出てきたイメージです。
まあアディダスは最近割と地味だった気がします。
しかし!
とうとう来ましたね、アディゼロプロ。
ただ、仕様はやはりプレート採用です。
もうそういう時代なんですね。
アディゼロプロの仕様は?
ただ、プレートはカーボンファイバープレートではなく(当然か!)、CARBITEXカーボンプレートというものを使用しています。
何がどう違うかは分かりませんが、とりあえず着地時にしなって、蹴り出し時に足を弾き飛ばして推進力を得るということでしょうね。
ただ、そうするとミッドソールはある程度柔らかくないとプレートの持ち味を生かせません。
ミッドソールが硬いと着地時にプレートがあまりしならないですからね。
そこで今回登場するミッドソールは …
LIGHTSTRIKE(ライトストライク) とBOOST(ブースト)フォーム。
ブーストフォームは有名ですよね。
「アディダス=ブースト」
みたいなイメージも既にあります。
クッション性と反発性を併せ持ったミッドソールです。
ではライトストライクとは?
これがCARBITEXカーボンプレートに次ぐアディゼロプロの注目ポイント。
アディダスが元々採用していたバウンスフォームより40%も軽いのに、反発力は維持しているのです。
さらに見た感じミッドソールは薄めに見えますから、かなり軽いシューズだと思われます。
アウトソールはおなじみのコンチネンタルラバーのようですから、おそらくズームフライやヴェイパーフライよりは滑らないでしょう。
(いや、ズームフライはホントに滑ります…。)
アッパーはセラーメッシュを使用していますから、かなり軽いでしょう。
アディゼロプロは見た感じ割と普通のシューズで、プレートを使用しているとは言えおそらくナイキのZOOM Xほどの衝撃や違和感はないのではないかと予想されます(本当にただの主観です)。
このシューズのポイントは初耳のミッドソール・ライトストライクの性質だと思います。
これがどのくらい柔らかいのか?
反発性がどのくらいか(バウンスと同様らしいですが)?
それによって走る感覚が変わってくると思います。
あくまで主観の印象ですが、ヴェイパーフライより安定性と軽量性は上だけど、推進力はやや控えめ、けれど体重の軽いランナーにも履きこなしやすい、というシューズなのではないでしょうか?
アディダスのプレート使用シューズというのがそもそもアディゼロプロで初なので、現段階では何とも言い難いですが、どんなシューズなのか今から楽しみです!