なまけものウルトラランナーの冒険

練習嫌いなランナーが100キロウルトラマラソンサブ10、サブ9を達成!調子に乗ってサブ8を目指します!

ドイツのウルトラマラソン「WHEW100」を走りました!①

time 2017/05/12

突然ですが2017年5月6日にドイツのウルトラマラソンを走ってきました。
ベルリンの壁一周マラソンではありません。
ヴッパータールという町で行われたWHEW100という100キロマラソンです。

こう言うと有名な大会なの?
日本人は他にもいるの?
とかよく聞かれます。

説明しよう。
2014年から始まった新しい大会で、はっきり言って日本で知っている人は殆どいないでしょう。
したがっておそらく99.99%日本人は自分だけでしょう。

ちなみに自分の場合…
有名かどうかは大会選択のポイントではありません。
時期、アクセス、コース、旅費、治安等調べてみてこれはいいな、と思ったら行く計画を進めるだけで、有名な大会だからこれに出たい!という気持ちがありません。別に自分以外の日本人参加者がいなくても全く構いません。

あと、過酷な条件を乗り越えて栄光の完走を手に入れる!…みたいなのにもあまり興味が無いです。
そんな精神力はありません(´・Д・)」
日本にもマイナーだけど良い大会はありますし、きっとドイツでも有名じゃなくても良い大会はたくさんあると思うのです。
まあそれでも昨年の済州島100キロに較べてこの大会は日本人には馴染みが薄いでしょう(笑)

この大会は5月でそこそこ涼しそう。ゴールデンウィーク後半で航空券も安い。
フランクフルト空港からそこそこ近いヴッパータールで開催。
高低差はたった200m。
エイドは日本ほどは充実してませんが12か所とまあまあ。
HPに英語版があり分かりやすい。
コースは車が走らないランニング・サイクリング専用道路。
エントリーは80ユーロと安い。
イイ感じじゃないですか!!!

WHEWの意味ですが、英語だと「やれやれ」みたいな感じですよね。
それと、通過する街の名前を掛けているようです。
Wuppertal(ヴッパータール)
Heiligenhaus(ヘイリゲンハウス)
Essen(エッセン)
Wuppertal(ヴッパータール)

さて、予定は
5/3(水) 夜行バスで岡山駅発
5/4(木) 名古屋駅→セントレア空港→フランクフルト空港→コブレンツ
5/5(金) コブレンツ、エルツ城観光→ヴッパータール(前日受付)
5/6(土) 大会、入賞(予定)
5/7(日) ヴッパータール→アウグストゥスブルグ城、ケルン観光→ハイデルベルグ
5/8(月) ハイデルベルグ観光→フランクフルト空港
5/9(日) 羽田空港→セントレア空港→岡山駅

ゴールデンウィークの後半発なので航空券はANA(ルフトハンザ航空との共同運航)で往復9万
国外での乗り継ぎ無しが良い感じです。
ホテルはブッキングコムで予約
ドイツ国内の鉄道乗り放題のジャーマンレイルパスも用意

地球の歩き方とことりっぷ会話帳で存分に予習をしていざゆかん!

岡山からだとまずセントレアに行かないといけないのが面倒。
名古屋の人はいいねえ。
ま、私も愛知出身なんだけど…

20638870_963442343795159_3710487056239404482_n.jpg
ルフトハンザでGo!

さて、セントレア空港からフランクフルト空港まで12時間。
ドイツ映画でも見てイメージトレーニング(?)します。
音声がドイツ語で字幕が英語ってなかなかしんどいですが、ストーリーは何となく分かります。
機内は当然日本語も通じるし、機内食もまあまあの味。
全く眠らず、あっという間にフランクフルト空港に到着。

が、様子がおかしい。
どうやら雷で発着が混みあっている様子。
予定より1時間遅れて下ろされる。

入国審査…
EU内在住でEU管内の移動の人は機械でパパッと入国してますが。
我々Non-EUは長蛇の列。ゲート2つしかないし、1つは誰もいないし。
割り込みして揉めてる。
どうやら我々日本人以外は「並ぶ」という概念があまり無いようです。後で駅でも思いましたが。
そんなこんなでやっと通過。
手荷物受取所は無く外に出る。
ドイツでは一旦出てから受取所に入場するのね。

受け取った後、世界一厳しいといわれるフランクフルトの税関審査へ。
私のような貧乏人は当然免税範囲外の荷物などないので緑ランプゲートへ(範囲外の荷物持ち込みの場合は赤ランプ)。
さあいくらでも調べなさい!と思って荷物を見せようとしたら
「いいからさっさと行け」と…
拍子抜けですね~

さあコブレンツへ向かいましょう。
空港には「空港ローカル駅」と「空港長距離列車駅」の2つの駅がありますがコブレンツへは長距離列車駅から。
歩いて5分ほどです。

20708415_963442370461823_8800744713495845433_n.jpg
ドイツ鉄道(DB)の窓口を見つけました。緑の窓口みたいなものですね。

ジャーマンレイルパス、5日連続乗り放題のパスを買いましたが、何月何日から使用かチェックしてもらわないといけません。これをバリデーションというらしい。
本日から使用なので早速窓口へ。
「バリデーションお願いします」
「OK、いつから使用ですか?」
「今日からです」
「…あれ、説明書はどこにありますか?」
「???」
「パスに付いてた説明書です。あれはとても大事なんですよ!」
お姉さんに怒られる。もちろんこの会話は英語です。

実はパスを日本で頼んで家に送って貰ったのですが、パスと何か大きな紙がホッチキスで貼りつけてありまして…
それをわざわざ剥がして持ってきたのでした。馬鹿ですね!
一応一式全て持ってきていたので再度ホッチキス止めされて無事バリデーション完了。
ドイツに来ていきなり怒られるとは、残念。

CIMG4661.jpg
剥がさないようにしましょう。

さて、気をとりなおし早速コブレンツへ。
日本で新幹線にあたるICEに乗ります。
最高速度時速300kmですがコブレンツまでは100kmそこそこで運行です。
今回は2等パスなので2等車両のみに乗れますが、広くてかなり快適。
席が予約されてなければどの席でも自由に座れます。

ICEです。カッコイイ。
CIMG4645.jpg

家がでかい。外国に来たって感じがします。
CIMG4107.jpg

菜の花畑。北海道みたいですね。
CIMG4108.jpg

ライン川に出ます。遊覧船がたくさんあります。
CIMG4110.jpg

ライン川沿いの古城は有名ですね!(知ったかぶり)
いくらでも出てきますよ。
CIMG4135.jpg

CIMG4128.jpg

ドイツには改札が無いので車掌さんにパスを見せればOKです。
「グーテンターク」と言って渡します。
何か質問されたらどうしようか?と思いますが
「ダンケ」と言ってパスを返され一安心。

無事コブレンツ中央駅に到着。
CIMG4148.jpg

コブレンツ中央駅東口。何故かマクドナルドとか見ると安心するね。
CIMG4154.jpg

たぶん20時間くらい寝てないので本日はさっさと寝ます。
Gホテルコブレンツに到着。
ここでも受付のお姉さんが早口すぎて聞きとれず叱られる(涙)

結局こことこことここを書けと言われ、カードキーの説明、朝食の説明、Wifiの説明を受けて終了。
5階の部屋でしたが表示は4階。
日本で言う1階はこちらでは0階です。
室内は日本とあまり変わりませんでした。ではお休みなさい。

☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆

おはようございます。やっと5月5日です。
さあ朝からコブレンツ探索です。

パン屋とカフェが多いですね。
CIMG4165.jpg

てくてく歩いてドイチェス・エックに到着。ライン川とモーゼル川が合流する岬です。
右がライン川、左がモーゼル川。
CIMG4179.jpg

ヴィルヘルム1世の騎馬像。めちゃくちゃでかい!
CIMG4177.jpg

ライン川の対岸にはエーレンブライトシュタイン城塞が
CIMG4180.jpg

城塞まではロープウェイで行けますが朝早すぎてやってません。
CIMG4192.jpg

今は市役所として使われている選帝侯の城。入れません。
CIMG4199.jpg

なんとエヴァンゲリオンではないか!
ちなみにドイツの本屋では「MANGA」というジャンルがあり、日本の漫画はコミックコーナーの中で独立してます。すごいぞ!
CIMG4205.jpg

ドイツ街歩きチェックポイント
①ドイツに無料公衆トイレはないと思ってください。観光施設かカフェ、ホテルで用を足しましょう。駅にも無料トイレはありません。有料トイレは50セントから1ユーロくらいです。
②ドイツには自転車専用道路があります。歩道が狭い場所がありますが自転車道にはみ出さないようにしましょう。
轢かれても文句は言えません(えっ?)。
③ランナーが結構練習してる


さて、コブレンツを満喫したのでエルツ城に向かいます。
再びコブレンツ中央駅へ。
お腹すいたので駅のパン屋でビッグチキンバーガーを2つ頼みます。せっかくなのでドイツ語でチャレンジしてみましょう。
指差して
「It’s please」
「Good morning!How Many?One?Two?」
「Good morning. えーと、ツヴァイ ビッテ(Zwei Bitte)」2つください…と
「Zwei?(お兄さん笑顔)Other?」
「Only」
「Danke!Have a good travel!」
英語とドイツ語の混じった訳分からん会話ですがとりあえず成立。冷や汗もんです。
バーガーゲット。そういえば忘れてました、今回弟と2人旅です。
20638804_963442147128512_8522194555039935604_n.jpg

ドイツのパン屋あれこれ
①ドイツのお店はまず挨拶。日本のようにいきなり用件は失礼です。
②飲み物がいるか必ず聞かれる。
③ドイツでは1ユーロ、2ユーロコインは非常に役に立つ。(コインロッカー、各種自動販売機、トイレ、チップ等)おつりが貰えるようにお金を出しましょう。
④ただし、8ユーロに50ユーロ札とか出すと受け取り拒否です(笑)。日本で両替するのであれば10ユーロや20ユーロ札を多めに持っておきましょう。


ではRE(快速)に乗ってモーゼルケルン駅へ。ちなみにドイツの電車は日本みたいに混まないのでドイツ人には並んで待つという感覚はあまり無いようです。
ポケットに手を突っ込んでつかつか歩いてきた女性車掌さんが怖かったですが、30分くらいで到着。
CIMG4207.jpg

REの外観はこんな感じ。ドイツの普通列車や快速列車は自転車が積めるようになってます。
CIMG4208.jpg

ガランとしたモーゼルンケルン駅。
CIMG4214.jpg

モーゼルケルン駅外観。
CIMG4216.jpg

エルツ城に向かいます。徒歩で1時間少々。看板がずっと出ているので安心です。
CIMG4220.jpg

ひたすら歩きます。だんだん山の中へ。
CIMG4223.jpg

ここからはトレイルですね。ドローン禁止らしい。
CIMG4229.jpg

うっすらととエルツ城が!
CIMG4234.jpg

下から見上げたエルツ城。大きいねえ。
CIMG4246.jpg

調子に乗ってます…
CIMG4293.jpg

門をくぐって受付へ
CIMG4289.jpg

受付して中庭へ、ツアーが始まります。
ドイツの城や歴史的建造物は基本的にツアーガイドに案内されます。
ドイツ語ガイドと英語ガイドがありますが当然英語ツアーです。
ただ、終わってから思いましたが英語でもよく聞き取れんかったから結局どっちでも良かった。
城内は撮影禁止です。
CIMG4256.jpg

カフェもありますよ~
注文したのに続けて何か質問されるのでYesYes言ってたら、コーヒー1杯7ユーロ!
ぼったくりだ!と思ったらカップがお土産用のものだった。気軽にハイハイ言わないように…
CIMG4252.jpg

宝物庫は写真OK。
ここの受付女性は日本語ペラペラ!東京に住んでいたことがあり、今でも息子さんが東京で働いているとのこと。
CIMG4261.jpg

ドイツの城、面白すぎますがそろそろヴッパータールに行かねば…
と言う訳で再び歩いてモーゼルケルン駅に
コブレンツに戻り、ICEでヴッパータールへ

途中のボン駅
西ドイツ(懐かしい)の首都ですね
CIMG4312.jpg

ケルン中央駅。
大聖堂の写真撮ってたら向かいのお姉さんが「前の車両の方が良い写真が取れるよ」と教えてくれる。親切ですね、ありがとう!
CIMG4320.jpg

そしてついにヴッパータールに到着。
そうだ、本来の目的は100キロ走ることだったのだ(;゜0゜)
満喫しすぎてもう割とどうでもいい…
CIMG4322.jpg

駅からすぐに見える世界最古の懸垂式モノレール。カッコイイ!
CIMG4324.jpg

ヴパータールインタシティホテルでチェックイン。2泊します。
CIMG4327.jpg

少し違和感のあるエレベーター。なお、ドイツに「閉」ボタンはありません。(「開」はあります)
CIMG4334.jpg

さすが4つ星。部屋も風呂も広い
CIMG4336.jpg

さあそろそろ受付に行きますか!
ドイツのマラソン会場、どんな感じでしょうか?

ホテルから受付会場のミルカー駅までヴッパータール市内を歩きます。2kmくらいかな。
途中とーっても長いバスが。大型免許持ってますがこれは運転したくない。
20638570_963440783795315_2832726033515449663_n.jpg

「駅」ってどんなとこなのか???
と思ったら街中からいきなりサイクリングロードに辿り着きます。
ミルカー駅はランナーやバイクの休憩地点のようですね。
CIMG4332.jpg

20708298_963441570461903_7095889897676482802_n.jpg

記念写真を。多分当日の表彰用の台でしょう。
CIMG4331.jpg

ミルカー駅内で受付です。
CIMG4329.jpg

名前と距離を伝え、Tシャツ、ゼッケン等一式を貰う。
日本と変わりません。
が、スタッフが私の名前を見つけられず出場者名簿を渡され「探せ」と…
うーん、この適当さイイね!
笑顔で「Good Luck 」と言われる。やっぱドイツ人は他国の人間に慣れてるな。

参加Tシャツ(何故横?)
せっかくなのでこれを着て走ることにします。ちなみにMですがドイツ人仕様なのでめちゃデカです!
CIMG4658.jpg

謎のキーホルダー?
20727964_963441760461884_3210889595824043287_n.jpg

さあ帰りましょう。
ショッピングセンターみたいなビルに寄って奇抜な色のカレーを。久々の米だ。
20663615_963441730461887_2708654491256702159_n.jpg


ホテルに着きました。午後8時ですが明るいですね。
CIMG4335.jpg

ではお休みなさい

☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆

5月6日、4時半に起床。
明るいかと思ったがそうでもない。
ゴソゴソと準備開始。
中間地点の荷物預けなど無いのでジェルはペットボトルに全部詰め込む。
テーピングをしまくって5時半に出発。

到着する頃、やっと夜明け。
そして、とんでもなく寒い。10℃ないんじゃないでしょうか?さすがドイツ。
20663789_963441597128567_8481016233319024919_n.jpg

会場にて大会実行委員長のギードさんと会って挨拶。
この方、私が大会にエントリーしたらFacebookで探し当て、今日まで色々アドバイスをくれたとても親切な方です。

ギードさんに案内され、ミルカー駅内に案内される。
バーみたいな雰囲気の部屋で皆さんむしゃむしゃ食べてます。
20767936_963441670461893_446837469970741954_n.jpg

バイキング形式の朝食サービスらしい。
それにしてもよく食べるなあ…
自分は朝ごはんを食べてしまったので軽く頂くことにします。
やっぱハムとパン系が多いですね。

その後荷物預けへ。
絶対あるだろうと探したら昨日受付した部屋が預り所でした。
自分の持っているビニール袋に荷物を入れ渡すと、スタッフがシールを貼って預かってくれます。
つまり、袋が必須ということです。
自分はいつも持っているので大丈夫でしたが…みなさんもドイツの100キロマラソンに出るときは気をつけましょう。

さあトイレに行って、スタートだ!
と思ったらトイレ大渋滞。しかも男性と女性がぐちゃぐちゃに並んでおりどこにいたらいいのか分かりません。
これはまずい!
と、外を見ると日本でもおなじみの長方形の簡易トイレ。
あまり並んでないのでこちらに並ぶことにする。
なんとか7時スタートの1分前に終了。
そしてここがゴールまでの最後のトイレとは知る由もなかった…

さてスタートに急いで並ぶ。前5列目くらい。
さあ7時だ!と思ったけど始まりません。
なんと3分遅れでスタート!!!

おお!やはりカウントダウンはドイツ語ですね~。
「zehn(ツェーン) 、neun(ノイン)、 acht(アハト)、 sieben(ズィーベン)、 sechs(ゼクス)、 fünf(フュンフ)、 vier(フィーア)、 drei(ドライ)、 zwei(ツヴァイ)、 eins(アインス)」
プー!

一体どうなってしまうのか?


down

コメントする




くだらない考察

ウルトラマラソンとシューズ

ウルトラマラソンの走り方

ジェル・補給・他アイテム

自己紹介



アーカイブ

カテゴリー