なまけものウルトラランナーの冒険

練習嫌いなランナーが100キロウルトラマラソンサブ10、サブ9を達成!調子に乗ってサブ8を目指します!

台湾のウルトラマラソンを再び走ってきました ~濁水溪100K超馬暨木棉花黃昏馬拉松賽②~

time 2018/04/25

暑過ぎる台湾ウルトラ


いよいよスタートしたので早速こちらを見ていただきましょう!
キャプチャ

コース図です。
この大会は100キロの他に6キロ、12キロ、ハーフ、フル、45キロウルトラ(?)、75キロウルトラの6種目がありますが、コースはほぼ共有です。
折り返しが早いか遅いかだけです。

名前の通り台湾が誇る大河「濁水渓」北岸を走るコースです。
ただし、2回寄り道があり、1つは濁水渓を渡ってそのまま折り返し。
2つ目は台湾鉄道の二水駅まで行って折り返しのコース。

まあちゃんと誘導してくれるでしょう…

さてスタートして土手沿いを走りますが…暑い
これはヤバイです。
先頭集団に付けますが、最初の1キロ5分34秒!
なんかもう駄目な気がします。

前を走っていた一人のランナーが振り返って
「&©®℃℉♥♡〒」(中国語)
と話しかけてきました。
訳分からんので
「Sorry, I can’t speak Chinese.」
と言ったら
「Oh, all right ! Are you from?」
と聞かれます。英語で返事せんといかんから結構疲れます。
しかしこれも国際交流。そしてこれが海外ウルトラの醍醐味でもあります。
「I’m from Japan. Nice to meet you.」
「Yes! What time do you have? 」
ベストタイムのことだよな…?
「My best time is 8 hour 38 minitue.」
「Wow, now you run slow pace !」

そんな会話をしてたら土手が終わり。4キロくらい。
下りるのですがその際、誘導スタッフの案内が遅れ、前の4人が少し行き過ぎる。
という訳で下る際に一瞬先頭になる。
下ったら大きい道を進んで行きますが…
後ろからスタッフがバイクでやってきて何か叫ぶ。
周りのランナーが一斉に止まる。
何が起こったかはすぐに分かりました。

やってしまった。コースアウト。
殺気立った集団がハイペースで戻る。
しばらくすると、農業用水路を挟んで正しいコースが見えました。

みんな用水路の方に進んでいく。
え、まさか…
いやいや、この用水路、幅が1メートル半くらいありますよ!
しかも足場の幅はこちらも渡った先も20cmくらい。
落ちたら水にドボンなんですが…

みんな器用にジャンプしていく。
あーもう、デンジャラス、タイチュン(台中)!
ただ、正確にはここは彰化縣であって、台中ではないですが。

そんなことはどうでもいい。
覚悟を決めてえいっと飛ぶ!!!

……
………!!
無事着地しました♪
しかし怖いな。
そして柵を乗り越えて正規コースへ戻ります。
そしてGPSの距離表示の差によると800mほどロスをした模様。

このあたりにいるランナーはかなりゆっくりなのでどんどん抜いていく。
現在5キロ地点、先ほどお話した黄色いシャツのお兄さんもすぐ近くを走っています。
そう言えば彼、英語上手かったな!

うーむ、なかなか進みませんがこの先一体どうなってしまうのか?

コースアウトからの復活?あるか?


さて、なんだかだいぶ明るくなりましたよ。
田園風景が続きますね。
前回の高雄の大会は、アップダウンもありましたが景色も色々変わっていく感じでした。
この大会はあまり変わらない…単調な景色と言えばそうですね。
柴又100キロほど河原ではありませんが。
ただし、真平らなので楽です。

途中コースアウトしたもののその後はキロ5分10秒をキープ。
しかしどんどん暑くなるなあ…
15キロを過ぎて左に道路の分岐あり。そこにはエイドもあったのですが案内なし。
そのまま直進しました。
しかし一緒に走っていた例の黄色のTシャツのお兄さん(これからは李さんと呼びます、ゼッケンにそう書いてあったので)がおかしいと気づいてくれ、引き返す。
やっぱり左に曲がるのだと…
誘導してくれよ~
まあなんとか被害は最小限で済みましたが。

「I can’t understand this race…」
「Me too.」
そんな会話をしつつ進むと前方に100キロランナーが。

李さんと一緒に抜いていくとき、なんか中国語で話をしてました。
その後
「He isn’t the first runner. 」
と教えてくれました。
「We are the second and third runner. 」
「Yes, another runner is ahead. 」
どうやら我々が2番手のようですね。

1番の人はどんな人だろうか?
4キロのコースアウトのときは後にいたんだろうけど。

そして相変わらず李さんと並走して20キロ過ぎへ。
ここで濁水渓を渡って帰ってきます。
この橋…
長い!デカイ!
そして濁水渓…なんという幅だ!
日本の川が小川に見えますね。

と、思ったけどコースを見直すと片道1.5キロくらいしかないようです。
そんなもんか…
そして向かいからトップランナーがやってきた!
我々より2キロくらい前にいるようです。
速い…こちらもキロ5分くらいでいってるのに。

しばらくすると75キロのトップも来ます。こちらとの差は500mくらいか。
渡り切ってまた折り返す。
走っても走っても終わらない…

そしてすれ違うランナーたち
「加油~!」
と声掛けしながら走る。
加油(ジャーヨ)とは中国語で「がんばって」という意味です。
前回の高雄で覚えました。
さすがに2回目は違いますね。ちゃんと相手も返事をくれますよ。

続々とやってくるけど、なんとなくガチっぽい格好の人はいません。
なんかテキトーにジョギングに来たような服装の人か、バックパックを背負って完全装備みたいな人ばかり。
しかしサンダル率(?)は高い!
結構な数のランナーが履いてます。何故にサンダルで走るの…?

さて往復して再び河原沿いを走ります。
野犬に吠えられたりしながら闘いは中盤へ向かいます。
やっぱり台湾は野良犬が多い、そして猫がいないね。

ちなみに李さんは私が自分に水掛けたりしてても、エイドでは待っててくれます。
なんて親切な人だ。
正直ロスはありましたが、それでも無事にここまで来れたのは彼のおかげだと思います。

30キロを通過!
はたしてこの先どうなってしまうのか?

たぶん次で失速すると思います(ネタバレ)

灼熱地獄!異国の地で早くも失速…
さて、30キロを過ぎてだんだんキロ5分前半が辛くなってくる。
そして、暑い、暑過ぎます!
これはもう日中30℃超えは確実です。

街並みを抜け32.5キロ地点のエイドでとうとう李さんとお別れ。
彼は全然ペースが落ちてないですね。
そして私はそこでついに頭から水かぶり。まあ気休めですけどね…

マイペースで行きましょう。キロ6分くらいでね(涙)
次のエイドは35キロ地点。
暑くてフラフラですよ。
そこで目にしたのは…
氷袋!!!

キター!
「Ice, please!!!」
「OK!」
という訳でキャップの中に氷を入れてもらう。
シャキーンと気合いが入ります!重いけど。

とりあえずまともに走れるようになりました。
次の38キロのエイドはおっちゃんがホースで水捲きしてました。
「Water, come on」
とか言ったら(文法あってますかね…?)
頭から足まで滅茶苦茶掛けてくれました。ずぶ濡れです。
足は掛けて欲しくなかったが(笑)

そして40キロからはまた土手に下ります。
土手はやはり直射日光が来ますね。
まだ9時前なんですが…30℃いってるかな。
風が熱風です。

そして果てしなく直線ですね。
うーん、のどかと言えばのどかですがね。

43キロのエイドを過ぎる。
女の子のスタッフばかりですね。たぶん学生ボランティアなんでしょう。

また単調な道を走る。
と、向こうからトップランナーがやってきた!
おいおい、もう10キロくらい差があるんじゃないでしょうか。
ちなみに私も一応3位のはずです。

速いなあ。
彼なら日本でもトップ争い出来るんじゃないか?

46キロのエイドは台湾鉄道の高架下。
またしても氷をもらい出発です。
ここもスタッフはギャルでしたよ。

あと少しで折り返し。
暑いねぇ。
お、向こうから李さんがやってきた。
ペースはなかなか良さそう。
「加油~!」
と言いながらハイタッチ。

そしてやっと49.5キロのエイドに到着です。
「加油!」
「謝謝~!」
お姉さんが私のゼッケンを見てアルファベットなことに気づく。
「Japanese?」
「Yes!我是日本人。」
一応大学で中国語をとってたので言ってみます。
ただし私の語彙力ではこれが限界です。
「暑いけど頑張ってください」
おお、日本語喋れるのね。
「ありがとう、優勝しま~す!」(無理)

そしてその先に向かおうとすると、
「Please return!」
???…ここが折り返しか。
もう訳が分かってなかったです。
そういえば看板に「折返」と書いてある。

おお、では後半戦に張り切って向かいましょう。
元来た道を帰ります。
現在午前10時ですが…
降らないなら天気予報め、雨とか言うな。

3位を死守せよ!


さあ折り返して、後のランナーは…?
と思ったらすぐ来ました4番手のランナーさん。
そして次々とやってくる皆さん。差は殆ど無いようです。

皆さんだいぶ暑さにやられているようですね。
本当にこれはしんどいです。
「加油~」
と声掛けしても帰ってくる声が力ないです…
30℃は超えているでしょうね…

5キロほど走ってまた折り返しのようです。
例の女子達のいるエイドですが。ここらまた分岐。
二水駅まで行って帰ってきます。

このエイド、行きの時点では無かった氷が大量にあります。
おお!と思って
「Ice please!」
と言うと、ある女の子がランニングキャップの中に氷を放り込み始めました。
それを見て他のギャルたちもキャッキャ言いながら放り込みます。
どんだけ入れるの?というくらい入れてもらう。

被るとズッシリ重く、そして冷たい。
まあ蘇りましたね!
ちょっと走りにくいですが、もうタイム云々の状態ではないので良いでしょう。
二水駅に向かいます。
田園風景を走っていくとまた李さんが折り返して来る。
再びハイタッチ!
もう彼に追い付くのは無理だなあ…

しばらくして大きな交差点。
久しぶりの信号です。
ここを渡ると久しぶりの市街地。
実はこの大会一番の街中です。

露店で野菜とか色々売ってる中走っていきます。中華って感じがするなあ。
誘導があまり無く不安ではありますが、まあ真っすぐ行くしかないでしょう。
今更ですが、台湾は基本右側通行ですよ~。

そして二水駅へ到着。
駅のロータリーがエイドになってます。
「Japanese?」
と聞かれ色々話をする。
暑いけど頑張れ、塩舐めていけと、やはり台湾の人は親切ですね。

と、そこに4位の人がやってきた。
これはまずい!くつろぎ過ぎた!
と急いで飛び出し、元来た道を帰ります。

市街地を抜け、また河原沿いの道へ。
相変わらず日陰が無いよ~

そして先ほどの氷ギャルエイドへ。
近づくと「Ice man !!!」
声掛けされます。

うーん、それってカ●コンのゲームにいませんでした?
初代ロックマンだったかな。
エレキマン、ファイヤーマン、カットマン、ガッツマン、ボムマン。
うん、そうだアイスクラッシャーだな。

もうこちらが何も言わなくてもキャップをよこせ、とひったくられる。
そして先ほどよりさらに多く氷を入れられる。
おーい…

ずっしりと重いキャップを被り、さあ走りましょう。
おいおい、本当に重いよ。1キロくらいあるんじゃないの?

でも不思議です。
言葉は上手く通じなくてもちゃんと、気持ちは通じるんですね!
謝謝!!!
そうこうしてたらまた4番手のおっちゃんがやってきた。

これはまずいのでは?

まだまだ続きます!


コメント


  • 外国の100kmマラソン参加とは凄いですね。
    続きも楽しみにしてます。

    by HY €2018年4月26日 11:15 AM


  • HYさま
    講読ありがとうございます
    最近はよく海外で勝負しております(笑)

    > 外国の100kmマラソン参加とは凄いですね。
    > 続きも楽しみにしてます。

    by ずっきー €2018年4月26日 6:01 PM

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